ファクタリングで現金化されている債権や売掛金とは?

債権・売掛金

 

一般的な個人消費者の場合、お店で商品を購入する際には現金で支払っている方がほとんどなのではないでしょうか?

 

したがって商品の購入やサービスの利用などには「現金が必要」というのが常識なのですが、事業者や企業によるBtoBの取引では代金の支払いはその場ではなく、数ヵ月後先に支払いとなることが少なくありません。

 

この未回収となるサービスや商品の代金の支払いを売掛債権売掛金という現金を受け取る権利があるのです。

 

ポピュラーな企業間の信用取引の流れ

  1. 【債権者】→【取引先】支払いサイトや納品期間などの契約
  2. 【取引先】→【債権者】発注書を送付
  3. 【債権者】→【取引先】商品・サービスを提供
  4. 【取引先】→【債権者】納品されたものを検収して検収書を送付
  5. 【債権者】→【取引先】請求書の送付
  6. 【支払いまでの期間】支払いサイト月末締め翌月末支払い(1ヶ月後)、月末締め翌々月末支払い(2ヶ月後)
  7. 【取引先】→【債権者】決済

売掛金とは信用取引による後払い

売掛金とは信用による後払い

 

個人の決済方法として現金払い以外にクレジットカード払いがあります。

 

このクレジットカードのCreditという言葉を日本語に訳すと「信用」となり、代金の支払いを信用によってクレジットカード会社が立替払いしているのです。

 

企業による製品・商品の販売やサービスの提供など営利目的での取引でも、企業間の信用によってクレジットカード同様、即時支払いが行われるのではなく

  • 分割払い
  • 後払い

といったように決済が行われるケースが多くあります。

 

なぜ企業間では信用取引が行われるのか?

たとえば飲食店が食材問屋から野菜や調味料などを仕入れているとします。

 

当然ながらその都度、現金による支払いをするのは面倒といえるでしょう。

 

そのため月末などにその月の仕入れ代金をまとめて支払う信用取引の方が効率的なのです。


売掛金と支払い手形の違いを比較

売掛金と手形の違いを比較

 

未回収となる売掛代金は信用取引となりますが、この売掛金と同様に信用によって売買取引を行う支払手形というのがあることをご存知でしょうか?

 

よくビジネスローンなどの法人向け金融会社では「手形割引」という業務が行われています。

 

この企業間での支払い方法のひとつとなる手形は売掛金と同じように代金を受け取る権利を示すものであり、売掛債権の一種です。

 

売掛金は支払いを受け取る会社と債権を支払う会社の信用での取引となるのに対し、手形には

  • 債権となる金額
  • 支払期日
  • 支払する会社名

が記載されております。

 

そして売掛金と手形の大きな違いとして売掛金が滞ってしまった場合、当事者間の信用が失われることになりますが、手形の支払期日に決済ができなければ不渡りとなり銀行などの金融機関からの信用も失われることになるのです。

 

したがって売掛債権としては売掛金と手形は同じ支払を受け取る権利となりますが、支払日に決済ができなかった場合の重度に違いがあるといえるでしょう。


売掛債権を売買するファクタリング

売掛金を現金化するファクタリングサービス

 

売掛金という債権は支払を受ける権利であり、その権利を譲渡及び売買することも可能となります。

 

この企業が保有している売掛金をファクター(ファクタリング会社)に譲渡し短期間で現金化するサービスが事業者向けの資金調達方法となるファクタリングなのです。

 

ファクタリングは売掛金という債権の売買であり、ビジネスローンや手形担保融資といった貸金業による業務ではありません。

 

しかしながら近年ではこのファクタリングによる資金調達が企業や事業主にとって有効なサービスとして広く活用されているのです。